循環器内科からのお知らせ
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増田拓郎先生の「LVサミット起源心室性不整脈に対する低出力・長時間固定設定による高周波アブレーションの有効性」に関する論文がJ Arrhythmに掲載されました。
2026.06.10
論文名:Efficacy of Fixed Low‐Power Long‐Duration Radiofrequency Ablation of Ventricular Arrhythmias Originating From the Left Ventricular Summit
雑誌:J Arrhythm. 2026 May 3;42(3):e70339.
概要:LVサミット(LVS)起源の心室性不整脈はカテーテルアブレーションの成功率が低い領域として知られています。本研究は。LVS起源の心室性不整脈に対し低出力・長時間固定設定(LPLD)によるカテーテルアブレーションの有効性と安全性を検証した後ろ向き研究になります。47例を対象に、20~25Wを120~180秒固定で通電するLPLD法と従来法を比較したところ、LPLD群では急性成功率が88%と従来法の56%を有意に上回り、重大な合併症も認められませんでした。長期成績も良好で、治療効果の持続が確認されました。
本研究は、LVSという難治性領域で低出力・長時間焼灼を体系的に検証した点に新規性があると考えております。深部病変形成を可能にしつつ安全性を確保できた点、一般的なアブレーション環境で再現可能な点が特に重要であり、LPLD法はLVS起源不整脈に対する有望な新規治療戦略として期待できるのではと考えております。本研究をご指導いただきました先生方には深く感謝申し上げます。
外部リンク:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/joa3.70339