循環器内科からのお知らせ
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浅田早央莉先生の「冠動脈疾患を有さない高齢Brugada症候群患者における遅発性の初回心室頻拍性不整脈」に関する症例報告がJACC Clin Electrophysiolに掲載されました。
2026.08.10
症例報告:Late-Onset Initial Ventricular Tachyarrhythmias in Older Patients With Brugada Syndrome Not Having Coronary Artery Disease
雑誌:JACC Clin Electrophysiol. 2026 Jul 14:S2405-500X(26)00653-5.
概要:Brugada症候群は、突然死リスクを有する遺伝性不整脈の代表疾患です。致死性不整脈(VT/VF)の発症は30~50代の男性に多く、高齢期にはそのリスクが低下するとされています。今回、70歳以上で本症候群と診断され、虚血性心疾患によらないVT/VFを発症した4症例を経験し、心電図の経時的変化とともに報告いたしました。一般的に高齢Brugada症候群の患者は、低リスクであり、高齢となるとType 1 ECGが目立たなくなる症例はしばしば経験されますが、高齢であっても「新たなType 1 ECGの出現」「既存波形の増悪」「完全右脚ブロックの出現」といった不整脈基質の増悪が示唆される所見を認めた場合には注意が必要であり、年齢のみで低リスクと判断せず、慎重なリスク層別化とICD植込み適応の検討が重要と考えられます。本論文の作成にあたり、ご指導・ご助言を賜りありがとうございました。今後ともご指導の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
外部リンク:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2405500X26006535?via%3Dihub